Yaha-lab.
【essay:06】
『黒い物体』

夏休みに勉強をやろうと思って自分の部屋に入ると…黒い物体が床から上へ飛んで行き、天井にぶつかりました。…触角があり、足があり…なんと●●●●でした。ビックリして叫んでしまい、親が部屋に入ってきて「どうした?」と聞いても、私はパニクって声が出ず、人差し指でがんばって天井をさしました。親が殺虫剤を持ってきてスプレーしようとした時…●●●●は勢いよく飛んで逃げ去りました。それから私は自分の部屋に入れなくなり、勉強に手をつけられず、ずっと●●●●のことを考えてしまい、夏休みも後半になってしまったある日、今度はリビングに出てきました。そして親が●●●●ホイホイを買ってきました。私は部屋を掃除すれば出ていくだろうと考え、きれいに掃除をしました。夜になってテレビを見ていたら、また黒いやつが!●●●●です。やはりあいつは死んでなかったと思い、また部屋に入れなくなりました。しかし親に「もういい加減にあきらめて部屋で寝ろ!」と言われたので、しぶしぶ部屋で寝ました。そしたら意外にもすんなり寝ることができました。そして、いつの間にか私は●●●●のことを忘れてしまい、勉強にも念が入ってがんばり始め、夏休みが終わりました。私の部屋の●●●●は結局今でも出てきません。いったいいつになったら出てくるんでしょうか。

 

 

(by K.M 2010)