やはたクロニクル
[Yahata Chronicle]
【明治40年頃の路線図】
九州鉄道(大蔵線・戸畑線) 
「歩みつづけて百年」(九州旅客鉄道株式会社 小倉工場 編)より
八幡に鉄道が通ったのは、1891(明治24)年の九州鉄道(大蔵線)。
八幡村に最初にできた駅は大蔵駅で、1898(明治31)年のことでした。
製鉄所が操業を開始した翌年の1902(明治35)年には
海岸沿いの戸畑線(現:鹿児島本線)が開通し、八幡駅戸畑駅が開業しました。
その後、1908(明治41)年には枝光駅が開業しました。
戸畑線の開通と、九州電気軌道の電車が開通したことで、
大蔵線は1911(明治44)年に役割を終えて廃線となりました。
九州電気軌道(現:西鉄) 
「子どものための郷土史 八幡むかしむかし」
(北九州市立八幡小学校創立110周年記念事業後援会)より。

九州鉄道の大蔵線に沿って、九州電気軌道(現:西鉄)が開業。
1911(明治44)年6月に東本町(門司)
〜大蔵(八幡)間、7月に黒崎駅前までが開通。
1912(大正元)年7月に大門(小倉)〜戸畑間が開通。
1914(大正3)年6月に黒崎駅前〜折尾間が、
1923(大正12)年から1929年(昭和4)年にかけて中央区(八幡)〜幸町(戸畑)が開通。