【有営館(ゆうえいかん)】 1936(昭和11)年に皿倉山の麓に 建てられた大規模なアパート。 戦時中は、連合軍の捕虜を収容する 福岡俘虜収容所八幡分所となった。 戦後は八幡製鉄所の「帆柱寮」として 昭和50年代まで使われた。
・朝鮮人労働者の流入と動員 ・下請け労働者への聞き書き (深田俊祐『新日鉄の底辺から』) ・高度成長期の八幡の「労働下宿」
・捕虜収容所八幡分所について ・日本軍の捕虜の扱い ・製鉄所の社員と捕虜との交流 ・戦時下の有営館の様子 (沖縄県読谷村史の戦時記録)