中1の3学期 [1978(S53)年]
<1978年 1月のヒット曲>
洋楽ポップス
歌謡曲
ラヴ・ガン
(キッス)※
わな
(キャンディーズ)
ドロー・ザ・ライン
(エアロスミス)
禁猟区
(郷ひろみ)
夢の旅人
(ウイングス)
てぃーんずぶるーす
(原田真二)


◆正月明け、1年4組では班対抗のカルタ大会。
 冬休みに入る前に「百人一首」のプリントが配られて、
 その暗記の成果が問われたのだが、読むのさえ一苦労。
 
「ももしきや…」で「ももひき」を想像するくらいだし。

「ラヴ・ガン」はキッスの代表曲。
  「だだだだっ、だだだだっ、だだだだだだ、だだだだっ…」
 永渕くんといっしょに、教室の机を叩き狂いました。

キッスは、歌舞伎の隈取りみたいなメイクをして
血を吐いたり、ギターが火を噴いたりする地獄の使者。
当時、NHKの番組「ヤング・ミュージックショー」で
初来日のライブの模様が放送されたときは、
TVのまえに釘付けになって観た覚えがあります。
(まだ家庭にビデオなんてなかった時代です。笑)

◆技術の時間、金属加工で「ブックエンド」をつくる。
 教科書にあった工具の名前「ポンチ」を見つけると、
 「逆に読んでみ」と、隣の生徒に教えたくてたまらない年頃。

◆冥王星と海王星の軌道が入れ替わり、
  「スイキン、チカモク、ドッテンメイカイ」になる。
※今じゃ「冥王星」は太陽系からはずされてしまいましたね。

◆TVで「ザ・ベストテン」(久米宏&黒柳徹子)スタート。
 (今週の、スポッ………トライト!」)
※今では「昭和歌謡」なんていわれてますが、
 あのころは歌謡曲の黄金時代。歌番組も多かった。


◆NHK大河ドラマ「黄金の日々」スタート。
 (市川染五郎=現松本幸四郎)

<1978年 2月のヒット曲>
洋楽ポップス
歌謡曲
ターン・トゥ・ストーン
(E・L・O)※
あんたのバラード
(世良公則&ツイスト)
胸につのる思い
(ロッド・スチュワート)
冬の稲妻
(アリス)
イッツ・ソー・イージー
(リンダ・ロンシュタット)
サムライ
(沢田研二)


◆1月30日より インフルエンザで学年閉鎖

※「ターン・トゥ・ストーン」が収録されていた
  エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)のアルバム
 「アウト・オブ・ザ・ブルー」は、宇宙船のイラストだった。
  映画「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」など、
 
なんか宇宙ものが流行だったみたい。

◆春休み映画「未知との遭遇」封切り。
ポスターは、星空に「We are not alone.」の文字

<1978年 3月のヒット曲>
洋楽ポップス
歌謡曲
ベイビー・カムバック
(プレイヤー)
乙女座宮
(山口百恵)
2・4・6・8モーターウェイ
(トム・ロビンソン・バンド)※ 
迷い道
(渡辺真知子)
エボニー・アイズ
(ボブ・ウェルチ)
冬がくる前に
(紙ふうせん)


◆トム・ロビンソン・バンドのファンといえば、古庄くん。
 シングル盤の「げんこつマーク」のイラストが懐かしい。

◆バスケ部顧問の奥武先生は、放課後よく体育館の前で
  下校する生徒を見守っていた。
 ヒモつきの笛を人さし指に巻きつけるお決まりのポーズで、
 「すぁよならぁ〜、わまくん。」
「すぁよなら〜ながぶちくん。」

◆1年の英語の最後の授業で、坂田先生に
  「ユア・マイ・サンシャイン」の歌を習う。

◆3月20日 クラスマッチ(男子ソフト、女子バレー)

 思い返せば、まあ体育祭や文化祭は当然として、
 クラスマッチなどのイベントがとても多い中学校だった。

 その分、授業がつぶれて生徒はうれしかったのだけど、
 勉強ばかりでなく、クラスの友だちと協力しあったり、
 裏方役でがんばったり、 スポーツで活躍したりと
 いろんな場面で「学びあう」機会を作りたかったと
 卒業した後に恩師から聞いて「なるほど!」と思いました。
 (先生方も、北中はとても楽しかったそうです)