勉強となると、すぐ成績の話になるけれど、
そもそも "学び"って何でしょう?
テストの点数や学校の成績も大事ですが、
ほんとうの学びとは、もっと広く豊かなものです。
本を読む。スポーツをする。映画を観る。
音楽を奏でる。料理をする。花を育てる。
旅をする。友だちと語りあう。恋をする…。
あらゆる体験のなかに、学びの"芽"があるはず。
それは、未知のことに出逢うトキメキであり、
夢や理想に対するあこがれであり、
自分を変えようとする意志、でもあります。
学ぶのは自分のため、とは限りません。
ほかの誰かを支えたり、喜ばせたり、
これからの社会を、あるいは身近な人を
ほんの少しでもハッピーにしたい…。
だから学びたい!そう思うことだってある。
* * *
その一方で、私たちは"勉強"について
あまり良いイメージを持っていません。
嫌々ながら、やらされるもの。
そんなネガティブな印象すらあります。
なぜでしょうか?
それは、心ある先生方が語るように
もともと多様だったはずの学びの可能性が、
(それは"個性" とも言えます)
成績という一つのモノサシで序列化されるから。
みんなが点数や偏差値に振り回されて、
学ぶことの意味を見失ってしまうからです。
すべてが数字となって比較される社会のなかで、
私たちがつい忘れてしまいがちなのは
「幸せは数値化できない」という真実です。
もちろん、一人ひとりの人間の価値も
学びのヨロコビも、数字では表せません。
もし、学校や塾がほんとうの学びから
私たちを遠ざけているとしたら、本末転倒です。
* * *
とはいえ、現実の制度がこうなっている以上
いかに乗り切るか、という視点も必要です。
ただ「仕方がない」というあきらめや
思考の停止からは、学びの芽は育ちません。
たとえば、私塾のよいところは、
なにかと制約の多い学校とは異なる立場から
創意工夫でカリキュラムをつくれる点です。
自分が中学生だったら、どんな塾に行きたいか?
そんな思いではじめた矢原塾は、
一般の進学塾とは、ちょっと変わっています。
できるだけ自由で、のびのびした雰囲気。
成績のことをガミガミ言わず、
勉強のやり方やコツを教えてくれる。
なにより、授業がわかりやすい。
学校では教えてくれない世の中のことも、
いろいろ教えてくれる…。
どこまで実現できているか、課題は多いですが、
理想としてはそういう方向です。
(私自身もつねに学び続ける毎日です。)
そのため、学校の授業のフォローや、
基礎からのやり直し、高校受験対策はもちろん、
能動的な学びの力を身につけるクラスなど、
いろんなプログラムを用意しています。
矢原塾は「学びたい!」という初心を大切に
一人ひとりの学びの芽、豊かな可能性を
応援していきたいと考えています。
矢原塾で、いっしょに学んでみませんか。