八幡空襲の資料集

やはたクロニクル
[Yahata Chronicle]

戦時下の八幡についての資料案内

あの日、1945.8.8　八幡で何が起こったか　 ― 八幡大空襲から70年 ―　体験者が語る言葉の遺産
◆第１集（2015年）、◆第２集（2016年）発行：地域の記憶遺産を支える会戦後70年を機に、平野市民センターを拠点とする聞き書きボランティアグループ「平野塾」の皆さんが八幡大空襲の体験者の証言をまとめた資料集です。

八幡図書館おすすめの"八幡空襲"の資料

「米軍資料　八幡製鉄所空襲」 B-29による日本本土空襲の記録北九州の戦争を記録する会/著・発行2000	1944年6月16日、八幡製鉄所は米軍の日本本土での初の戦略爆撃の目標となりました。米国側の作戦はどのようなものだったのでしょう。米軍の日本本土空襲、米軍XX爆撃機集団による作戦任務No.2とNo.7報告書の完訳資料です。
「米軍資料　北九州の空襲」八幡・門司・岡山・延岡への焼夷空襲の記録北九州の戦争を記録する会/著・発行　2002	「米軍資料　八幡製鉄所空襲」に続く米軍資料集。XXI爆撃機集団による作戦任務報告書を中心に、目標の重要性、爆撃量、天候、結果など、米軍がもたらした悲劇がここに映し出されています。
「市民派 No.13 北九州空襲体験記」第1集北九州国民文化会議/編集・発行 1971 「北九州空襲」第2集資料編・第３集北九州空襲を記録する会/編 1972	市民から集めた空襲体験の手記や聞き書きを主に、空襲時の市民の生活、八幡製鉄所の空襲実態と労働事情ほか、空襲への軍事対応を明らかにした資料集です。
「郷土史・八幡空爆」　梶原茂樹/著１：B29八幡製鐵所爆撃を開始２：空爆本格化と友軍機の体当たり３：八幡焼亡「20･8･8」	昭和19年6月16日に始まり、終戦まで数字にわたった八幡空爆。そこには数多くのドラマがありました。各空爆をあらゆる側面から視た歴史書です。
「北九州・戦時下の市民のくらし」戦後50周年記念・北九州平和資料展図録北九州市総務局総務部総務課/[ほか]編1995	開戦から終戦まで、軍事都市に住む市民の暮らしはどのようなものだったのでしょうか。市民や近隣地域の人々から収集した貴重な資料写真が豊富に掲載されています。
「原爆　小倉→長崎」北九州勤労学徒・工場OB・市民の会 1995	原爆投下の予定地であった小倉。被爆地長崎の惨禍と悲劇を共有し、「その日」のことを記録に残し後世に伝えようと、多くの人々が立ち上がりました。忘れえぬ動員時代や軍隊での体験、悲惨な空爆の想い出が語られています。

※八幡図書館が編集発行した「郷土資料案内」の一部を転載しました。
www.yahata-library.jp/ippan/kyodo.pdf

ほかにも、八幡図書館の郷土史コーナーには、戦争や八幡空襲についての多くの書籍のほか、
地域の方の戦争体験などを記した冊子や新聞の“戦争特集”のスクラップ記事などもあります。

ネット上の戦争・空襲体験談の資料サイト

「未来に残す　戦争の記憶」（ヤフージャパン）	ヤフー株式会社が戦争に関する番組や様々なデータ、戦争を体験した人々の言葉などを収集し、未来に残していくことを目的としたサイトです。北九州空襲の特集もあります。
NHK戦争証言アーカイブス	「戦争証言」と「戦後、日本のあゆみ」の２部で構成され、それぞれに証言、番組、ニュースなどを掲載。サイト内の検索機能を利用することもできます。