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日本のSF小説のパイオニアであり、
"ショートショートの神様"と呼ばれる作家
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生涯にわたり1000編以上の短編を発表。平易な文章でありながら、
茶目っ気のあるブラックな笑いや寓話的な作風が特徴。
時代を越えて読み継がれるSFやファンタジーなどの
ショートショートのほか、エッセイやノンフィクションも執筆。
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【星新一の公式サイト】 https://www.hoshishinichi.com/ |
星新一の全作品がまとめられているほか、星新一を知るための「星ペディア」、
星と親交のあった作家・著名人、ファンからの「寄せ書き」コーナーもある →
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【星新一についてくわしく知るなら…】 |
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『星新一 一〇〇一話をつくった人』 写真上
著者: 最相葉月(さいしょう・はづき)、新潮社・2007年
◎講談社ノンフィクション賞、大佛次郎賞、日本SF大賞受賞
◎製薬会社の御曹司、終生つきまとう"負の遺産"、作品の生き残りをかけた戦い…
1万点以上の遺品と関係者134人への徹底取材によって
知られざる実像に迫る傑作ノンフィクション。(2010年、新潮文庫化) |
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【星 新一のことば】 ※『星新一 一〇〇一話をつくった人』より
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◆星新一のSF観
◎ぼくの考えだとSFというのはないのじゃないかということです。あるものは作家と作品だけで、SFの世界などはないのじゃないかと思うのです。各、個人個人のSF的手法における世界はあるけれども、SFという一つの世界はないのじゃないかという気がしてきたのです。だからこそ内的宇宙の再確認なのです。そうでなければいかん。
SFというものを既成概念で作っちゃって、それで合わせていくと、ろくな作品はでてこない
◎分類などさほど意味はなく、作家として書きたい内容があり、それが読まれることこそ何より重要
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◆創作の方法・スタイル
◎私は自己の文体を乾いた空気のごとく透明にするようつとめ、物語の構成にもっぱら力をそそいでいる。
◎いつのころだれが言い出したのか知らないが、小説とは人間を描くものだそうである。奇をてらうのが好きな私も、この点は同感である。評判のいい小説を読むと、なるほどそのとおりである。しかし、ここにひとつの疑問がある。人間と人物とは必ずしも同義語でない。人物をリアルに描写し人間性を探求するのもひとつの方法だろうが、唯一ではないはずだ。ストーリーそのものによっても人間性のある面を浮き彫りにできるはずだ。こう考えたのが私の出発点である。 |
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◎書く題材について、私はわくを一切もうけていない。だが、みずから課した制約がいくつかある。その第一、性行為と殺人シーンの描写をしない。希少価値を狙っているだけで、べつに道徳的な主張からではない。もっとひどい人類絶滅など、何度となく書いた。
第二、なぜ気が進まないのか自分でもわからないが、時事風俗を扱わない。外国の短編の影響ででもあろうか。第三、前衛的な手法を使わない。ピカソ流の画も悪くはないが、怪物の写生にはむかないのではないだろうか。発想で飛躍があるのだから、そのうえ手法でさらに飛躍したら雑然としたものになりかねない。私の外観はぼそっとしているが、精神的にはスタイリストであり、江戸っ子なのである。 |
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◆星新一が好きだった言葉
すばらしい冗談は、批評の不可能な、ひとつの究極の神聖なものである。
(by チェスタートン:イギリスの推理作家)
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【参考資料】 |
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【星新一作品の人気投票ランキング】
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順位
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作品タイトル
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収録文庫
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第1位
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処刑
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『ようこそ地球さん』(新潮文庫)
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第2位
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生活維持省
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『ボッコちゃん』(新潮文庫)
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第3位
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午後の恐竜
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『午後の恐竜』(新潮文庫)
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第4位
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鍵
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『妄想銀行』(新潮文庫)
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第5位
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おーい
でてこーい
|
『ボッコちゃん』(新潮文庫)
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第6位
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殉教
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『ようこそ地球さん』(新潮文庫)
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第7位
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ひとつの装置
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『妖精配給会社』(新潮文庫)
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第8位
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最後の地球人
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『ボッコちゃん』(新潮文庫)
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第9位
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白い服の男
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『白い服の男』(新潮文庫)
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第10位
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ボッコちゃん
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『ボッコちゃん』(新潮文庫)
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2006〜09年まで、3年半の期間をかけてネットの掲示板で投票された
「星新一作品ベスト50」のまとめはこちら →
https://matome.naver.jp/odai/2131531298702383801
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【パート2】 星
新一に対する評価
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