Yaha-lab.
【essay:07】
『ある夏の日 11:00a.m.』

家の近くの道路の真ん中に、一人で突っ立っていた。
アスファルトの熱が、靴を通って足裏にじわじわ伝わる。暑さをものともしない蝉が、七日間という短い命を謳歌しているのか、シュワシュワ鳴いている。
という夢を見た。

布団の上に寝そべる体は、微かに汗をかいていた。
軽く汗を拭き取り時計を見ると、もう11時になっている。
よくこの暑さで目が覚めなかったものだ。自分の鈍感さに感心する。

リビングに下りてエアコンを付け、温度を25度まで下げた。
え、地球温暖化?優先順位はいつだって今。
涼しくなった部屋でテレビを付けたが、時間が時間なだけにニュースか、つまらない地方番組しかなくて、直ぐに消した。

あー退屈だ。

あ、今日の塾の英訳範囲どこまでだったっけ。
どうしよう、今から余分に3ページくらいやってしまおうか。
いや、まだ11時だしねえ。

冷蔵庫を漁ると、昨日の昼に食べた菓子パンの残りが半分あったから、それと牛乳を、Tシャツにトレーニングパンツのまま食べた。
その後、暇だったからゲームをしてたら、あれだけ寝たのになんか眠たくなってきた。
どうしよう、寝ちゃおうか。

ま、いっか。夏休みだし。

(by S.M 2010)